冬空の下で出逢った僕らの賛歌。
秋の洗い越しで出逢った魚の仔ら。
君を忘れない。
森の魔法、クァンタフラ。
ホーボーの懐かしい夢。
ノスタルジア。
カギロイの仔ら。
ノルトワースとカギロイの居る風景。
僕らの約束。
春を夢見て。
僕らの旅は続きます……今日もまた。
森には、花の降る風、タミンカの吹き始める季節が訪れておりました。
それでも季節は流れ、僕らは歩き続けます……
異様な天気が続き、朝から森じゅうに黒い雨柱が立っておりました。
月ノ子の森のカマキリ。
心地良い風の吹く場所です……大きな樹は、それ自体が森だと想うのです。
静かに騒めく、ムカシギの森。
20世紀の終わりに消えた森の記憶……永遠の少年に贈る、オオクワガタの森からの贈り物。
子供たちと一緒に絵を描く日、沢山の色と形の想い出。
二人で、上を向いて歩こうを歌いました。
眠れない夜……そっと寄り添うオルゴールの調べと、不思議な森の風景。
いつか……あなたに出逢うことが出来たら、その時は、沢山の森の話をしましょう。